日本の文学界について語る際、輝かしい功績を残した作家・渡辺淳一の名前が必ず挙がる。「北都物語」、「阿寒に果つ」、「失楽園」、「いくつになっても 陽だまりの家」などの名作は、アジア中で大ヒットし、今でもその人気は衰えていない。今月14-16日に山東省青島市で開催される「東アジア版権クリエイティブ精品展示交易会」で、青島出版集団は、2014年に亡くなった渡辺淳一を記念する文学作品展を行い、「失楽園」や「いくつになっても陽だまりの家」などの作品を展示して、文学界の巨匠の創作人生を紹介する。
中国の読者に渡辺淳一の真の姿を知ってもらうために、青島出版集団は、昨年買収し運営を引き継いだ北海道札幌市の渡辺淳一文学館から、渡辺淳一の少年時代の写真や学生時代のラブレター、「失楽園」、「いくつになっても 陽だまりの家」、「阿寒に果つ」などの自筆原稿など貴重な品約30点、さらに、たくさんの日本語版書籍を青島市の会場に移した。これらの貴重な品が海外で展示されるのは今回が初めてだという。
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